インドネシアでの人材採用・人材紹介会社一覧

インドネシアでの人材採用は日本のようには思うようにいかず、どの企業様も苦労しているかと思います。今回はそんな企業様向けにインドネシアにおける人材採用方法の一部紹介とそんな皆様の味方になるインドネシアの日系人材紹介会社のご紹介です。

インドネシアでの人材採用方法

自社採用での採用方法

コーポレートサイト・自社SNSで募集する

自社コーポレートサイト、自社SNSで社員の募集をするのも、一つの方法です。この場合のメリットは応募する側が貴社の情報を把握して応募する為、貴社の情報を全然知らなかったという候補者側のミスマッチングが防げることがあります。その一方で貴社のコーポレートサイトのアクセス数、SNSのフォロワー数によっては、全然候補者が集まらないなんて状況もあり得ます。

既存の従業員からの紹介

いわゆるリファラル採用、リファラルリクルーティングと言われている採用手法です。既存の従業員がよく知る友人を紹介するため、企業と応募者の採用におけるミスマッチングが起こりにくく、定着率の向上が期待できます。その一方でこの手法のデメリットとしてリファラル採用を続けた場合、旧知の仲の従業員同士で集まることが多くなり従業員間の派閥が生まれる可能性が高くなることが考えられます。

人材募集サイトで募集する

インドネシアにも日本で言うリクナビ、マイナビのような求人サイトが存在します。その中でも代表的なものは以下の Jobs DB や Jobstreet です。掲載費用はサイトによって違いますが大体1掲載で Rp 1,000,000 – 5,000,000が相場です。1掲載に対して50名から100名くらいの候補者の応募が集まりますが、インドネシア人は求人内容をよく読まずにとりあえず応募する傾向にあるため、広告を出したものの全く募集要項を満たす人材からの応募がなかったなんてこともよくあります。

下記では簡単に下記サイトの特徴をご紹介します。

Jobstreet

Jobstreetと契約した企業には、JobstreetのシステムSiVAのIDが割り当てられ、自社で求人内容の編集、求人広告の掲載が可能です。候補者はこのJobstreet上で広告または掲載内容を拝見し、応募します。応募者が集まれば、希望する条件に併せてソートをしたり、絞り込みが可能です。

Jobs DB

Jobs DBも基本的な機能は上記のJobstreetと同様です。傾向としてJobstreetの方がマネージャークラスの応募が多く集まり、Jobs DBの方がワーカークラスの従業員の応募が多い傾向があります。

人材紹介会社を利用する

インドネシアでの採用において、特に人材が不足しているマネージャー層や経理人材、IT人材などは自社で人材を募集することは困難です。そういった場合に頼りになるのがインドネシアでの人材のプロフェッショナルの人材紹介会社です。それらの会社では常時人材の応募を受け付けて、選定を行っているため自社では集まらなかった、見つけることのできなかった人材も依頼してすぐに提案して頂けることもあります。

インドネシアで人材紹介会社を利用するメリット・デメリット

インドネシアで人材紹介会社を利用するメリット

考えられるメリットの一部をご紹介しています。

メリット① 採用工数を抑えられる！

インドネシア進出して間もない企業などでは人員が足りてないにも関わらず、不慣れなインドネシア人の採用で時間を想定よりも要してしまうことが多々あります。そういった場合に人材紹介会社を通すことで採用に至るまでの広告掲載や候補者選定に費やす時間を削減することが可能です。

メリット② 初期費用がかからない！

日本でも同様ですがインドネシアの人材紹介会社は”成功報酬型”のサービスを提供しているのがほとんどですので、採用に至らない場合は企業側の料金負担がゼロです。

メリット③ 直接だと連絡が取りにくい候補者にもアプローチが可能！

競合他社や取引先の優秀な人材は採用をしたくても声がかけにくいものです。実際声をかけたものの、採用に至らず他社との関係性が悪くなることは極力避けたい。直接だと連絡が取りにくい候補者にも人材紹介会社を通すことでアプローチが可能になります。

人材紹介会社を利用するデメリット

デメリット①　1人当たりの採用費用が高額になる可能性がある

人材紹介会社では通常 成果報酬として採用する候補者の理論年収の 15％ – 25%を紹介料として設定しています。そのため初期費用がかからない代わりに採用に至った際の費用が高くなる可能性があります。

デメリット② 自社で採用のノウハウが蓄積されない。

人材紹介会社が貴社に代わって最終の意思決定以外の工数を行うため、貴社で採用のノウハウが蓄積されなくなり常に人材紹介会社を頼らなければならない状況に陥る可能性があります。

インドネシアの人材紹介会社一覧

ジャパネクト コンサルティング/Japanect Consulting

2016年創業、人材紹介サービスは2019年度から始めた、他社と比べて比較的新しい会社です。他社と比べても規模が小さいため代表自体がフロントに立ってお客様とやり取りしてるのが一番のメリットです。実際に人材の採用を行い、自ら雇用してきた代表がフロントに立って人材紹介サービスの提供を行っているため、きめ細かい対応が可能です。

JACリクルートメント・インドネシア / JAC Recruitment Indonesia

インドネシアで20年近く人材紹介業を行う老舗人材紹介会社です。取締役などのエグゼクティブの採用を得意としています。

リーラコーエン・インドネシア/ PT. Reeracoen Indonesia

日本の大手人材サービスを提供する株式会社ネオキャリアのインドネシア法人です。日本人コンサルタント在籍数No.1を打ち出しており、若い力で営業力がある人材紹介会社です。

OS セルナジャヤ/ OS Selnajaya

近年、日本の東証一部上場企業の株式会社アウトソーシングが買収した会社です。人材紹介サービスだけでなく、技能実習生の送り出しや、会社設立のコンサルタントなども行っています。

リクルート・グローバル・ファミリー・インドネシア/RGF Indonesia

日本最大の人材総合サービス リクルートホールディングスの海外事業会社です。