今回は正式にインドネシア政府が定めた、2020年インドネシアの祝祭日をまとめました。
休日の予定や社員のシフトを組む際に参考にして頂けると幸いです。
新型コロナウィルスの影響で年末に移動したレバラン休日(政令指定休日)も反映。
下記リンクで2021年12月までをカバーしている一覧を配信しています。
インドネシアの祝日について
毎年日付が変わる祝日がある
インドネシアでは国によって認められている宗教(イスラム、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教、儒教)の祝祭日が主に国の祝祭日として制定されています。各宗教によって使われている暦の違うため、毎年日付が変わります。
国・宗教 | 使われている暦 |
インドネシア共和国 | 西暦(平均365日/年) |
イスラム教 | ヒジュラ暦(平均354日/年) |
キリスト教(プロテスタント・カトリック) | 西暦(平均365日/年) |
ヒンドゥー教 | サカ暦(平均354日/年) |
仏教 | 旧暦(平均354日/年) |
儒教 |
年間の祝祭日は政府が11月ごろに翌年の国民の祝日と政令指定休日を毎年発表しています。
毎年変わる祝祭日は、ムハマッド降誕祭、旧正月、ニュピ・ヒンドゥー正月、イースターなどがあります。また、断食明け大祭は実際の新月の観察によって決定されるため、祝祭日が突然変更になる事もあります。
連休で旅行する際は祝日を確認する
イスラム教徒の多いジャワ島、ヒンドゥー教徒の多いバリ島、キリスト教徒の多いスラウェシ島など島やエリアによって重視する祝祭日や街の雰囲気が異なっていたりします。祝祭日の前後日もお店を閉めるところもあります。
断食明け大祭の連休は日本で言うお盆休みのように、ジャカルタの高速道路や空港は混雑しますが、その反面、市内はスカスカになります。
バリ島の場合、ヒンドゥーのお正月「ニュピ」ではバリ島全体が24時間外出禁止になり、空港や交通機関全てがストップし、ホテルから外出もできません。
上記の事を踏まえて、連休でインドネシア各地の旅行をする際は気をつけましょう。
では、今年コロナの影響で改定されたインドネシア最新の祝祭日を見てみましょう。
2020年6月
6月1日(月)パンチャシラの日(憲法記念日)
2020年7月
7月31日(金)イドゥル・アドハ1441年(メッカ巡礼最終日)
2020年8月
8月17日(月)インドネシア共和国独立記念日
8月20日(木)イスラム暦1442年新年
8月21日(金)政令指定休日
2020年10月
10月28日(水)政令指定休日
10月29日(木)ムハマッド降誕祭
10月30日(金)政令指定休日
2020年12月
12月24日(木)政令指定休日
12月25日(金) クリスマス
COVID-19の影響でレバランの政府指定休日は5月26日~29日から12月末へ移動されました。
12月28日(月)政令指定休日
12月29日(火)政令指定休日
12月30日(水)政令指定休日
12月31日(木)政令指定休日
2021年1月
1月1日(金)元旦
2021年2月
2月12日(金)中国旧正月
2021年3月
3月11日(木)預言者ムハンマドの昇天祭
3月14日(日)ニュピ(ヒンドゥー・サカ暦正月)