インドネシア第二の都市, スラバヤの B to B 旅行商談会とは?

近年インドネシアからの訪日旅行客増加に伴い、インドネシアへ営業に訪れる訪日関連業者さんも増えてきたのではないでしょうか。ジャカルタの主要旅行会社はほとんど訪問したよ。なんて方も最近ちらほら聞くようになりました。

そんな方に今日はインドネシア第二の都市, スラバヤでの商談会を紹介したいと思います。

今回取材したのは, インドネシア第二の都市スラバヤで開催された B to B 旅行商談会 ”Indonesia Tourism Exchange”。略して ITE という名称で呼ばれています。

スラバヤからの訪日旅行概要

その前に簡単なインドネシア第二の都市スラバヤの紹介から行きたいと思います。

位置

ジャカルタと同じジャワ島の東に位置しています。

ジャカルタから飛行機約1時間、想定される経由地シンガポールからは約2時間半。

引用:Google Map

人口

約300万人

  • スラバヤはジャカルタに次いで多くの富裕層、中間層が移住しているものと考えられている。
  • インドネシア全体の訪日ビザ発給数の約10%がスラバヤで発給されている。(平成29年数字で全体の発給数が239,201件)

利用航空キャリア

  • シンガポール航空(シンガポール経由)
  • キャセイパシフィック航空(香港経由)
  • ガルーダインドネシア航空(ジャカルタ又はバリ経由) 等

他エリアと比べてインドネシアの航空会社、ガルーダインドネシアの利用比率が低い傾向にある。

旅行会社の方によると「スラバヤの消費者は経由するなら同じインドネシアにあるジャカルタやバリよりも海外での経由を好む。」そうです。

主催者

このイベントの主催者は

Mr.Yongky Yanwintarko(Sun Tour Surabaya Director)

スラバヤにある Sun Tour のオーナーであり現在は長年の旅行業の経験からインドネシア, 特にスラバヤでは知る人ぞ知る方です。下記写真の真ん中の方です。

ITE (Indonesian Tourism Exchange) の歴史

2017年までの開催が3回、今回のを含めて4回目になります。

2016年9月 スラバヤ開催 (34セラー, 150バイヤー)

2017年3月 バリ開催(30セラー, 105バイヤー)

2017年3月 スラバヤ開催(30セラー, 124バイヤー)

参加費用

300 USD

(昼食, コーヒーブレイク有り)

  • TTC TravelMart 2都市 :1,000 USD
  • JNTO主催3都市訪日セミナー、商談会:5,000円(非課税)
ポイント!
独立行政法人のJNTOジャカルタ駐在員事務所主催の商談会は例外として他のインドネシアで行われる商談会と比べて割安。

当日のスケジュール

11時始まり17時終わりなので多少無理すればジャカルタ又はシンガポールから日帰りでの参加可能。

参加企業数(Seller)

  • 48社

主要参加企業(Seller)

Jane Tour and DMC韓国ツアーのランドオペレーター
Singapore Tourism Boardシンガポール政府観光局
KUONI Indonesia全世界ランドオペレーター
JIJ訪日旅行ホールセラー
Cox and Kings全世界ランドオペレーター(インド本社)
LEGO LAND Malaysiaマレーシアレゴランド(施設)
Hainan Airlines中国の航空会社
GATEWAY USAアメリカツアーのランドオペレーター
OAKWOOD HOTEL & RESIDENCESオークウッドホテル(インドネシアと東南アジアのホテルの紹介)
Hotel Mercureメルキュールホテル(インドネシアと東南アジアのホテルの紹介)

参加企業数(Buyer)

  • 110社

主要参加企業(Buyer)

Felia Tour and TravelHaryono Tour
Panen Tour SurabayaOrient Express
Best Tour SurabayaAdinda Tour
Kawan TourEazy Holiday
Celindo TourIndosentosa Tour
Wita Tour SurabayaVijaya Tour
Fima WisataBayubuana Surabaya
Omega HolidaysMasko Tour
Obaja Tour SurabayaManna Tour
Honny WorldWisata Jawa Indah

JNTO主催商談会との違い

  • 日本の訪日関連業者がほとんどいないため単独で訪日旅行の売り込みが出来る。(今回は一社のみ)
  • JNTOセミナー商談会に比べ, 中小旅行会社の参加が多いと感じる。
  • Sallerの数が比較的多くないため, JNTO商談会の抽選に漏れた、間に合わなかった場合の代案としても参加可能。

総括

  • インドネシアからの訪日旅行者を獲得したい
  • ジャカルタの主要旅行会社にはもう訪問済み
  • インドネシア市場でのPRの次の一手を考えている

ITEはそんな訪日関連業者さんにおすすめの商談会です。

前記でお伝えしている通り300ドルの費用も110社のスラバヤ旅行会社と繋がれると考えれば割安。

実際に出張に出向いて一社一社訪問すると考えると宿泊費用だけでもそれだけかかります。

代行サービス

当社では訪日PR事業で商談会参加の代行サービスを用意しております。

代行サービスを利用せずにかかる費用

項目概算費用備考
フライト代金85,000円エコノミークラス
宿泊費用10,000円3星ホテル2泊
移動交通費10,000円2日間
通訳費15,000円1日のみ
印刷物送料5,000円
合計125,000円

上記以外にも日本からの移動, 商談会参加で生じる人件費, 又時間を費やすことによって生じる機会損失も見えない費用として存在してます。

代行サービス費用

商談会1名参加 10万円(税込)

  • ジャカルタからの移動交通費、宿泊費用別(スラバヤの場合、約2万円)
  • 印刷物送料別(ジャカルタでの印刷も承っております。必要な場合は別途ご相談下さい。)
  • 商談会

サービス内容

事前ヒアリング

商談会参加前に実際に商談会参加予定の当社メンバーが今回の商談会で伝えたいことより重点的に営業したいポイントをヒアリング。

お客様の要望に沿って旅行会社へのヒアリングシートを作成しその内容に沿ってヒアリングすることも可能です。

当日

日本語スピーカーインドネシア人の当社メンバーが商談会に参加します。

日頃旅行会社とやり取りしているメンバーのため、旅行会社が何も求めていてどういった提案すべきなのかを理解して提案可能です。

納品物

  • 名刺データ
  • 各旅行会社から頂いた名刺を元にお客様希望のフォーマットで一覧にして納品
  • 報告書
お願い
インドネシアでの長年の旅行業の経験がある私達だからこそ、お手伝いできることがあると私たちは信じてます。小さなことでも構いませんのでインドネシアからの訪日旅行に関するご相談お待ちしております。

インバウンドマーケティング

弊社 Japanect Inc. (PT. Japanect Consulting Indonesia) ではインドネシア人の訪日旅行客を獲得したい企業様、事業者様のサポートを行っています。実業で訪日専門の旅行会社を営んでいて、日々お客様と接している当社だからこそ出来るサポートがあると信じています。インドネシア人向けのウェブサイト作成から、SNS運用などのオンラインでの施策。営業代行や商談会出展代行などのオフラインでの施策にも対応。是非一度お問い合わせお願いします。

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日本とインドネシアを繋ぐ Japanect Inc.

当社 Japanect Inc. (PT. Japanect Indonesia Consulting) では、”インドネシアと日本を繋げることにより両国社会に価値を生み出し続けること”を存在意義と定め様々なインドネシアと日本に関わる事業を行っています。ちょっとしたご相談でも承ってますのでご気軽にお問い合わせお願いします。

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