インドネシア・ジャカルタのオフィス選びのポイント

こんにちは!

今回はジャカルタで現地法人や駐在員事務所のオフィスの選び方について紹介します。

オフィスの選択肢は以下の3つが主流です。

1. サービスオフィス(レンタルオフィス)

 

サービスオフィスは、運営会社がオフィスビルの数フロアを購入あるいは賃貸契約し、貸室内は机、椅子、電話、キャビネット等が既に設置されていて、更にインターネット、室内清掃、さまざまなサービスを付加して法人等に提供しています。

フロアの受け付け、貸室、会議室、ビジネスラウンジ、パントリー、複合機エリアなどに分割し、貸室を専用利用、会議室等のエリアを共用利用します。また、また少人数用の個室があり、会議室等も共用のものがあるため会社設立時などで必要最低限なスペースのみを借りたいという方むきです。

セキュリティーは、一般賃貸オフィスと同様にグランドフロアー及び駐車場出入り口に必ず警備員が配置されおり、専用のアクセスカードで出入りします。貸室の利用時間は予め定められており、時間外はエアコンが止められますので延長申請が必要です。(延長申請できないところもあります。)

会議室等の施設が共用利用であることから、いつでも自由に使えないことがあります。また、オプションサービスが充実していますが、オプションの選択次第で料金が割高になるケースもありますので注意が必要です。

タイプ料金備考
1~20名規模の個室US$ 300~2,500お部屋のレイアウトは自由自在。PCひとつ持参で即業務を開始できます。
シェアオフィス固定席:US$ ±350
FA席:US$ ±250
複数の入居者と共同でオフィスを利用する形態。FA席(フリーアドレス席)は空いているFA席を自由に利用可能。
バーチャルオフィスUS$ ±70コワーキングスペースと会議室の利用が可能。電話代行、郵便物保管サービスがあるところもある。
コスパ内装自由度利便性
評価★★★★★
メリット
  • オフィススペースは、1名からの個室が用意されているので、少人数からの利用が可能。
  • 電気・水道料金も賃料に含まれている。
  • インターネット、メールサービス、室内清掃等さまざまなサービスが提供される。
  • オフィスの内装が施され、什器、備品が完備されている。
  • 飲食店、ミニマートやATMの共用施設が充実している。
デメリット
  • 多くの便利なオプションサービスがあるが、選択次第で、賃料が割高になる場合がある。
  • オフィス利用時間の定めがあり、時間外利用の場合、別途費用が必要となる。
  • 会議室等が共用のため、必要な時にすぐに利用できない場合がある。

2. ルコ(RUKO)

 

ルコ(RUKO)とはインドネシア語で「Rumah Toko」を略したものです。

長屋形式の3、4階の建物が並んでいる物件で、オフィスビルと比べると平米単価が安く、倉庫または居住としての兼用可能で大きなスペースを必要とするお客様などが利用されることが多いです。一般賃貸オフィスのようなスケルトン状態ではなく、物件にもよりますが、ある程度内装設備(キッチン、トイレ、浴室、床、壁等)が設置されています。

また、一般賃貸オフィスのような利用時間の定めもなく、エアコンも各自で設置することから24時間自由に利用できます。ただし、会社登記に必要な所在地証明書を発行できないルコなども多いため契約前に確認が必要です。

更に、セキュリティーは自社で用意しなければいけないため、すでに数年インドネシアでビジネスをされている企業は別として、進出当初にオフィスを構えるにはハードルが高いことが予想されます。

ルコの賃料相場は立地エリアと築年数によって上下差が激しく、下記料金はあくまでも目安です。

エリア料金
ジャカルタUS$ 7,000 ~
その他ジャカルタエリアUS$ 1,500 ~
コスパ内装自由度利便性
評価★★★★
メリット
  • オフィスと倉庫または居住の用途で利用できる
  • 室内改装も自由にでき、キッチン・浴室・トイレ設備がある
  • 利用時間の制限が無い(24時間利用可能)
デメリット
  • 一般賃貸オフィスと同様に、契約の途中終了、契約更新のリスクがある
  • セキュリティーを自社で手配しないといけない
  • 貸室面積が大きく、少人数利用向きでない
  • 水漏れやエアコンの故障の際の修理は自社手配
  • 立地がジャカルタ中心地エリアから離れていることが多い

3. 一般オフィス

一般オフィスの場合オフィスの引渡・退去時は、原則、スケルトン(柱・梁・床等の構造躯体)の状態となりますので、内装工事や通信インフラの整備などが必要となります。そうした工事期間は一般的に2~3か月かかり、またスケジュール通りに終わらないこともよくあります。また契約スペースも100㎡以上からということが一般的で少人数での立ち上げ時には余剰スペースが多くなることもあります。

オフィス内にはトイレや給湯室を造作することはできないことが多い為、各フロアーの共用トイレ、パントリー(給湯室)を利用します。また、オフィス内は、原則、禁煙となっており、喫煙場所は、オフィスビルことに定められています。

セキュリティーは、グランドフロアー及び駐車場出入り口に必ず警備員が配置されています。専用のアクセスカードがなければゲート通過できないところもあります。

契約期間は2年以上の契約が一般的となっており、1年分一括前払いというところが多いです。また保証金も一般的に家賃3か月分は必要ですので、初期費用として1年3か月分の家賃が必要となります。

共用施設は、レストラン、カフェ、ミニマート、ATM、喫煙エリア、駐車場等が完備されております。オフィスイビルの中には、敷地内にプール、フィットネスジム等(別途料金)があり、大型ショッピングモールと併設されているものもあります。

オフィスの利用時間はビルごとに定められていますので、残業する場合は事前に延長申請(延長料金課金)が必要になります。(エアコンは、セントラルエアコンとなっており、賃室の利用時間が過ぎれば止められますので、合わせて延長申請が必要です)

なお、一般的にオフィス家賃は純家賃と管理費との合計です。過去2、3年はとにかく供給不足ということで純家賃の上昇が激しかったのですが、オフィスの新規供給が増え始め純家賃は落ち着き始めています。ただし管理費(公共エリアの水道光熱費やセキュリティスタッフ人件費等)が上がる一方なので、トータルとしてはまだまだ家賃上昇が続くとみられています。

エリア料金
ジャカルタの中心エリア
(タムリン、スディルマン通り)
US$ 40~70/㎡
その他のジャカルタエリアUS$ 25~40/㎡
コスパ内装自由度利便性
評価★★★★★
メリット
  • サービスオフィスと比較して、社会的信用度が高い
  • 内装(会議室・応接室・収納等)を自由にデザインできる
  • 飲食店、ミニマートやATMの共用施設が充実している
デメリット
  • 貸室面積が大きく、少人数利用向きでない
  • 引渡・退去時の内装改装工事が必要であることから時間と費用がかかる
  • オフィス利用時間の定めがあり、時間外利用の場合、別途費用が必要となる

 

いかがでしたでしょうか?
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